「プラントデータ解析と立式」
※定員に達しましたので、お申し込みの受付を終了いたしました。
研究開発段階あるいはラボ実験においては、関心のある変数間の関係を検討するために操作条件をかなり絞った検討をするのが一般的であり、原料モル比が反応選択率に及ぼす影響を見ようとすると、他の要因(温度、圧力、触媒量等)を一定にして実験を行います。ところが、プラントにおいてはリサイクルの影響で変数を一定にできない場合、原料や触媒ロットで毎回同じ条件ではない場合、装置の汚れの蓄積で状況が変化する場合、用役等の変動による各種の外乱があるために、本来は強い相関のある変数だけを取り出してもはっきりと関係がわからない場合がきわめて多いという特徴を持っています。このようなデータは解析しにくい反面、広い条件でのプラントの実際の挙動を示しているので、これを有効に解析することが出来れば、プラントの安定運転や品質・収率の向上を図ることが出来るという面を持っています。
この講習会では、プラントデータの特徴を考慮した解析方法とデータ解析の基本であるモデル化のための立式について、演習を行いながら解説します。
- 日時
- 2013年3月12日(火)、13日(水)9:30〜16:30
- 会場
- 東京神田 学士会館
- 定員
- 15名様
- 受講費用
- お一人様 105,000円(消費税込)
- その他
- USBドライブ付きのパソコン(OSはWindows-XP, VISTA;Excelソルバーがインストールされているもの;プログラムインストールのためadministratorの権限があるもの)と事前にお送りする講習テキストをご持参下さい。